- 子どもが生まれたのでカメラを検討している
- 気軽に高品質な写真を撮りたい(できればお手頃価格で)
- Canon EOS R50の使い勝手を知りたい
子どもの成長の速さに驚きを隠せないNむらです。
小さかった子ども達も現在10歳と6歳になり、長女は今年の春から小学生になります。
反抗期を迎えるまでが勝負ということで、
[jin_icon_checkcircle]旅行(キャンプ)にもたくさん行くんだ!
[jin_icon_checkcircle]素敵な写真を撮って家族の思い出をたくさん残すんだ!
[jin_icon_checkcircle]記念日・イベントの写真はじいじばあばにも見てもらうんだ!
と意気込んで、愛機である一眼レフカメラのNikon D5600を常に持ち歩いていましたが、、
重い、、でかい、、、
って悩むことが増えてきました。
発売から6年、購入から5年以上使っているので、新しいカメラも欲しくなってきます。
約1年近く悩んでいた気がしますが、
- 軽量・コンパクト(大事!)
- 画質や性能はなるべく落としたくない
- ママでも手軽に撮影できる(メカ苦手)
- 金額は安めで
という欲張りすぎているからなのか、なかなか「これだ!」と思うカメラに出会えていませんでした。
でも、先日すべての悩みを吹き飛ばす「Canon EOS R50」に出会い、発売日翌日に一目惚れ・即購入しましたので、最速でレビューしていきます。
Canon EOS R50は2023年3月17日に発売したばかりの最新機種です。高性能・コンパクト・高コスパということで非常にお勧めの機種になります。
- 手軽さ・利便性は正義
- Canon EOS R50の体験レビュー
- Canon EOS R50とNikon Z30・VLOGCAM ZV-E10との比較
Canon EOS R50とは
APS-Cミラーレス「EOS R50」は2023年3月17日にCanonから発売された新機種です。
エントリー向け一眼カメラ「EOS Kiss」シリーズのコンセプト「簡単・きれい・コンパクト」を継承しつつ、高画質化を図ったモデルです。
ただし、「EOS Kiss」シリーズの名前は冠されておらず、同ブランドの現行モデル「EOS Kiss M2」の直接的な後継機ではありません。
それでも、Kissがターゲットにしていたエントリー層をカバーしつつ、より広くミラーレスの魅力を伝えるモデルとして展開されています。
基本スペック
EOS R50の基本スペックは以下の通りです。
画素数 | 約2420万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
AF(オートフォーカス) | デュアルピクセルCMOS |
映像エンジン | DIGIC X |
連続撮影速度 | 約15コマ/秒 |
ISO | 32000 |
大きさ | 116.3(幅)×85.5(高さ)×68.8(奥行)mm |
質量 | 375g(バッテリー+カード含む) 329g(本体のみ) |
ファインダー | あり |
ストロボ | あり |
USB充電 | 可(TypeC) |
液晶モニター | 角度調整(バリアングル式) |
正直細かいところはわかりませんが、ざっくりポイントをまとめると以下の通りです。
- オートフォーカス(ピント合わせ)が早く、きれいに手軽に写真が撮れる
- 軽くて小さいため、持ち運びに便利
- 暗所撮影も強く、いざとなれば内蔵ストロボ(フラッシュ)を利用可
- 細かな使い勝手も良好で撮影が楽しくなる!
詳細はEOS R50のメリットにてお伝えしていきます
写真で見るCanon EOS R50
今回はEOS R50のダブルズームキット(標準+望遠のレンズ2本セット)を購入しました。開封の儀はいつもテンションが上がりますね。
カメラのボディ、レンズ2本、バッテリーパック/充電器、持ち運び用の肩紐が含まれています。
カメラ本体とレンズはこちら。コンパクトで見た目もおしゃれです。
上から見た図です。モード切替などの撮影に必要なボタン類は、右側に集約されているスタンダードな配置です。
レンズを装着してみると、よりかっこよさが増します。
機能も見た目も重要ですね!
Canon EOS R50のメリット
約2週間ほど利用してみて感じたCanon EOS R50のメリットはこちらです。
順番に説明していきます。
軽量・コンパクト
購入を検討する上で、今回最も重視したポイントはカメラの重さと大きさです。
Nむらが所有していた一眼レフカメラのNikon D5600は、標準レンズを付けると約800gの重さがあるため、一日中持ち歩くと肩が痛くなってしまうことが多かったです。
Canon EOS R50なら標準レンズ装着で約500gとなり、負担が大きく軽減されます。
旅行やキャンプ、日常使いなど手軽に持ち歩けるのは大きなメリットです!
重いと利用頻度が減ってしまいそうだしね。。
また、個人的に嬉しかったのが、超軽量な望遠レンズも用意されていることです。
望遠レンズに付け替えても約660gということで、手軽に2本のレンズを持っていくことができます。
カメラの性能が良い
Canon EOS R50は、AIによる画像処理により、初心者でも手軽に高品質な写真を撮ることができます。
子どものような動き回る被写体にはオートフォーカスの速さや追従性能が重要であり、EOS R50はその点でも優れています。
また、暗い場所にも強いのは嬉しいポイントです。
カメラを小型化したのにむしろ性能が上がっているように感じます。
技術の進歩に感謝だね!
ファインダー・ストロボがある
最新のミラーレス一眼には、ファインダーやストロボがないモデルが結構あります。
ファインダーは写真を撮っている時の満足感が増しますし、キャンプなどで暗いところでの撮影はフラッシュも使いたかったので、両方とも必須機能だと感じています。
EOS R50はファインダー・ストロボを搭載しており、安心感と満足感がありました。
ちなみにファインダーの中は非常にくっきりして見やすかったです
スマホ連携が便利
Canon EOS R50は、スマートフォンとの連携機能も充実しています。
撮影後の写真をGoogle Photoやスマホに自動転送してくれるので、写真の確認や共有をするのも簡単です。
スマホ側で操作するリモートシャッター機能があれば、家族の集合写真も手軽に取れますし、10秒タイマーなどをセットして待つ必要もありません。
旅行で写真をたくさんとるのに、撮影者のパパがほぼ写っていない問題を解決できますね。
それでいてお手頃価格!
上述のようにカメラの性能は非常に良いのですが、価格面も優れています。
カメラはこだわると平気で30~60万円とかかかってしまいますが、カメラ初心者にいきなりその金額感は辛いですよね。。
でも、Canon EOS R50なら、
[jin_icon_checkcircle]標準レンズキット:113,850円
[jin_icon_checkcircle]ダブルズームキット:139,800円
とエントリー価格帯に抑えてくれています。
かわいいわが子の成長をきれいな写真で残すためには、やはりスマホよりカメラです。
発売されて日が浅いのでなかなかセールはないかと思いますし、昨今の半導体不足からくる品薄・入荷待ちの方が心配ですね。
初めてのカメラを検討されている方、大型の一眼レフの持ち運びに疲れた方には性能・コスパともに非常におすすめのカメラです!
Canon EOS R50のデメリット
メリットをたくさん紹介しましたが、もちろんデメリットも存在します。
こちらも順番に説明していきます。
キットレンズの望遠がやや弱い
軽量・コンパクトさが魅力のR50の望遠レンズですが、遠くのものにグッとズームして撮影する力はやや弱いと感じます。
焦点距離は55~210なので倍率は4倍弱という感じです。(手持ちの一眼レフD5600の望遠レンズの焦点距離は70~300)
小学校の運動会などで、離れた距離から顔のアップを撮影するなどのシーンでは厳しいと想定しています。
今後望遠レンズを運動会などでも利用し、その後にまたレポートしますね。
とはいえ、運動会は1年に一回。。あまり大きいレンズだとそもそも持ち運びしなくなってしまうので、一長一短という感じですね。
防水・防塵ではない
スマホだともはや当然になってきている防水(防滴)・防塵機能ですが、カメラではまだまだ標準搭載というわけいにはいきません。
Canon EOS R50も防水・防塵機能はないので、水回りの撮影時にはやや気を付けて撮る必要があります。
手持ちの一眼も防滴機能はありませんが、雪山や海にも平気で持って行っていました。特に問題なかったので、今後も気を付けつつ持ち運びます。
Canon EOS R50とZ30・ZV-E10と比較
カメラを買い換えたいと考えてから、3回くらい店舗に行って店員さんと相談したり、ネットのレビューを見たりしてかなり悩みました。
Canon EOS R50に出会う前に検討していたのは、同じく軽量・コンパクトのエントリーモデルのNikon Z30とSony ZV-E10です。
Nikon Z30
Nikon Z30は2022年8月5日に発売された、日常のVlog撮影からこだわりの撮影まで、幅広いシーンでの動画撮影に適した小型・軽量のミラーレスカメラです。
コジマの店員さん曰く、Canon EOS R50が発売されたことでやや影が薄くなってきそうとのこと。(Nikonメーカーが好きであればおすすめ)
EOS R50が発売されるまでは有力候補として検討していましたが、やや大きいのがネックでした。
Sony ZV-E10(Vlog)
Sony ZV-E10は2021年9月17日に発売された、動画撮影に特化したAPS-Cイメージセンサー搭載のレンズ交換式Vlogカメラです。
動画性能(画質や手振れ補正の強さなど)、費用、サイズ感は正直ZV-E10に軍配が上がります。
一方で、写真をメインで扱う場合の操作性にやや難があると感じて、購入を見送りました。
ズーム時はレンズを回さずにボタンをひねる動作になる=瞬時に切り替えができないなど、細かな使い勝手が気になりました。
3機種の性能比較
3機種の性能を表でまとめると以下の通りです。
R50 | Z30 | ZV-E10 | |
---|---|---|---|
画素数 | 約2420万画素 | 約2088万画素 | 約2420万画素 |
センサーサイズ | APS-C | APS-C | APS-C |
フォーカスポイント | 651点 | 209点 | 425点 |
連続撮影速度 | 約15コマ/秒 | 約11コマ/秒 | 約11コマ/秒 |
ISO感度 | 32000 | 51200 | 32000 |
大きさ(mm) | 116.3(幅) 85.5(高さ) 68.8(奥行) | 128(幅) 73.5(高さ) 59.5(奥行) | 115.2(幅) 64.2(高さ) 44.8(奥行) |
質量 | 約375g | 約405g | 約343g |
ファインダー | あり | なし | なし |
ストロボ | あり | なし | なし |
USB充電 | 可(TypeC) | 可(TypeC) | 可(TypeC) |
液晶モニター (角度調整) | バリアングル式 | バリアングル式 | バリアングル式 |
発売日 | 2023年3月17日 | 2022年8月5日 | 2021年9月17日 |
最新型で高機能、かつファインダーやストロボなどカメラに必要な機能がすべて入っているEOS R50のコストパフォーマンスが高いと判断しました。
Canon EOS R50についてのQA
Canon EOS R50について、QA形式で回答します。
[qa-box01 title=”ミラーレスだと一眼と比較して画質が落ちない?”]正直パソコンの画面で見る程度ではほとんどわかりません。30万円以上などの高価格帯のカメラボディ・レンズを利用すれば差はありますが、日常使いであれば特に問題ないと感じます。(実体験)[/qa-box01]
[qa-box01 title=”iPhoneなどのスマホではだめなの?”]iPhoneでも十分きれいな写真を撮ることができますが、やはりセンサーサイズの大きいミラーレスカメラには及びません。PCなど少し大きな画面で見るとその差は一目瞭然です。[/qa-box01]
[qa-box01 title=”ファインダーって初心者にも必要?”]液晶画面にも映しているので不要とも言えますが、晴天など日中の明るい環境でも取りやすいので外での撮影が多い方にはあった方が便利です。[/qa-box01]
まとめ:Canon EOS R50は子育て世帯におすすめの初心者向けミラーレス一眼
今回は一眼レフの代替機として、熟考の末に選んだCanon EOS R50についてご紹介しました。
子どもの写真をきれいに撮りたい方にとっては、スマホよりも断然カメラを選ぶべきです。
ただし、カメラは高価な買い物ですし性能選びも難しいので、失敗したくないもの。
- 軽量・コンパクト
- カメラ初心者でも使いやすくきれいな写真が撮れる
- 高いコストパフォーマンス
- ストロボやファインダーなど別途購入したくない
ということで選ぶなら、Canon EOS R50は非常に良い選択肢になります。
手軽にキレイな写真を撮れるのはうれしいね。
旅行にキャンプにイベントに、思い出はプライスレスなので早めの購入をお勧めします!