対象:3歳~8歳くらいの子どもがいる家庭
悩み:3歳でも遊べるカードゲームがほしい(小学生も一緒に学べたら尚良し)
結論:メモリーカードゲームなら3歳から遊べます
兄弟がいる場合、一緒に遊べる知育玩具選びってなかなか難しいですよね。
我が家では7歳と3歳の子どもがいるのですが、上の子と下の子が一緒になって遊べる知育玩具がありませんでした。
以前ご紹介したワードバスケットやはじめてのアルゴだと、どうしてもお兄ちゃんと大人のみが参加となってしまっていたんですよね。妹ちゃんは隣で座って見ているだけとか、札だけ持ってみたりとか。(そして時々邪魔をしてお兄ちゃんに怒られるw)
今日は3歳の下の子がメインで遊べ、お兄ちゃんや大人も楽しめる「メモリーカードゲーム」について簡単な説明と感想などを書いていきます。
メモリーカードゲームはシンプルなルールなので、3歳からのカードゲームデビューにお勧めです。
かわいい絵がいっぱいで楽しかったし、わたしにもちゃんとできたよ!
今回紹介するゲームはコチラです↓
メモリーカードゲームとは
メモリーカードゲームとは一言で言えば、子ども用のかわいいイラストを使用した神経衰弱ゲームです。(後述しますが難易度の調整がやりやすく、慣れるまで別の遊びからスタートすることもできます。)
裏向きのカードをめくって同じ絵のペアを探すため、まずは記憶力が鍛えられます。
また、食べ物や動物、乗り物などの絵に日本語と英語で名前が書かれているので、ものの名前おぼえにも最適です。
遊びながら記憶力の向上や、言葉(日本語だけでなく英語も)を覚えらえるというのが一番の特長です。
概要 | 裏向きのカードから同じ柄のペアを探す記憶遊び |
プレイ人数 | 2人以上 |
プレイ時間 | 10分程度 |
対象年齢 | 3歳以上 |
難易度 | 易しい~ふつう |
おすすめの利用シーン | 幼児と二人で、家族みんなで |
鍛えられる力 | 記憶力、注意力、集中力、言語能力(日本語・英語) |
絵札とルールの紹介
まずは「メモリーカードゲーム」に使用するカードを紹介します。
絵札の種類
メモリーカードゲームでは34組68枚のカードを使用します。すべてにかわいいイラストが描かれています。
結構厚みのあるカードなので、多少雑に扱っても大丈夫です。また、サイズも6cm×6cm程度で子どもでも持ちやすいサイズ感です。
説明書の裏側にカード一覧があるのが地味にうれしいです。ペア一緒に無くなったとしてもどれがないかすぐわかります。
基本ルール
ルールは下記の通りです。(通常の神経衰弱と同じですw)
①カードを裏にして並べます。
②カードをめくる順番を決めます。
③順番が来たらカードを2枚めくります。
同じ絵が出たらペアをもらって更に2枚めくります。
違う絵が出たら2枚とも裏に戻して、次の人がめくります。
④③を繰り返し、すべてのカードがなくなったらゲーム終了です。
一番多くのペアを持っていた人が優勝です。
子どもに付き合ってあげながら、大人も地味に脳トレできるのも魅力です。アラフォーの私も記憶力を維持するため頑張ります。
ゲームのコツ、ハンデの付け方
ゲームのコツは当てずっぽうにせず、どこに何があるかをしっかりと記憶して、ミスをしないことです。うまく子どもを誘導してあげましょう。
また、慣れるまではこんな形で調整すると良いですね。
ゲーム自体の難易度を下げる
・使用するカードの数を減らす
・カードを日本語・英語で左右2分割しておき、左右から1枚ずつ引く形にする
ハンデを付ける
・子どもは2回連続でめくれる
・一度にめくる枚数を2倍(4枚)にする
ドーナツのカードがほしいな。うーん、どこかなー。
あっ!やったー!あったよ!!
おおっ!すごい、一発で取っちゃったね。次もどんどん引いていいよ。
ドーナツは英語でもドーナツなのか。あとでママに教えてあげよう。
ペアが揃った時に、親が英語を読んであげると英語も一緒に学べてよいですね。
なるべく早いうちから楽しみながら英語に触れさせることって重要かと思います。(強引にではなく子どもが自分から興味を持ってから)
おまけ:そのほかのゲーム方法
メモリーカードゲームでは、通常メモリーゲーム以外にも違うゲームもできるようです。(説明書にも記載あり)
対象が3歳~となっていますが、やはり最初からメモリーゲーム(神経衰弱)は結構厳しいです。
まずはカードに慣れさせる目的で①~④をやっておくと、いざメモリーゲームをやるときにスムーズです。
①名前当てクイズ
カードに書かれている絵の名前を当てます。やり方は簡単、カードを見せながら「これはなに?」と尋ねます。小学生以上には英語を聞いてみるのもいいですね。
②絵合わせ
カードを表にして並べ、その中から同じ絵のペアを探してもらいます。「ドーナツはどこかな?」と尋ねます。こちらは小学生以上でも楽しめますね。瞬発力と視野を広げる訓練になりそうです。
③仲間集め
カードを「動物」「色」などのジャンル(仲間)に分けてもらいます。子どもに「動物をあつめて」と尋ねて、分類してもらいましょう。
④かるた
ペアの一方を読み札にして、もう一方を取り札とすれば、かるたができます。文章ではなく、単語を読み上げるだけなので、小さい子どもでもやりやすいです。読み札に英語の方を使えば、効率的に英語が覚えられそうですね。
実際にやってみた感想
実際にやってみてどうだった?楽しかった?
うん。楽しかったよ。おれはチームでやる方が好きだね。ひとりで覚えているの大変で、すぐに疲れちゃうから。
わたしも!かわいい絵のカードが好きだな。ドーナツとねこちゃんはわたしのお気に入りカードだから取らないでね。
じゃおれはそれ以外のカードを全部とってやる!パパ、やっぱりもう一回やるよ。絵を見ながらがいいから、かるたやろう!
はーい。じゃあかるたを一緒にやろう!!
やった後に実際に子ども二人に聞いてみるとこんな感じでした。
お兄ちゃんは記憶を頼りにじっくりやるゲームよりもスピード重視で遊べるゲームの方が好きみたいです。それでもちゃんと妹に合わせてサポートしてくれたりしていました。
妹ちゃんは正直まだ細かいルールが分かっていない感じですが、お兄ちゃんのサポートもありちゃんとゲームになっていました。(絵柄はちゃんと認識しているのでなんとかなる)
はい。求めていた平和がここにありました。みんなで一緒にできるゲーム、最高。この調子なら、3歳でも近いうちにメモリーゲームもできそうです。
まとめ
メモリーカードゲーム、いかがでしたでしょうか。
あらためてメリットをまとめます。
①幼児含め、家族みんなで遊べる(3歳から可)
②幼児はものの名前を覚える、小学生は記憶力を鍛える等、年齢に合わせて学べる
③「かるた」など別のゲームでも遊べるのでお蔵入りしにくい
実際にやってみるとわかりますが、大人は(特に30代後半になってくると)記憶力が低下しているのが実感できるかと思います。自分が覚えていなかったものを子どもは覚えていたなんてこともありますw
大人はスマートフォンアプリなど、便利すぎるツールにすべての記憶をお任せしてしまっているので、日々記憶力は衰えるんですよね。
昔は電話番号10桁とか、各種サービスのID・PWなんかもある程度記憶していましたが、今はスマホからワンタッチで電話ができたり、ブラウザやらEvernoteやらがすべて記憶してくれますからね。
子ども向けのゲームではありますが、あらためて脳トレの必要性を感じさせてくれるゲームでした。
3歳からすぐに神経衰弱までをやるのは難しいかもしれませんが、名前当てクイズや絵合わせなどから慣らしていけば、わりとすぐに覚えてくれるので家族みんなで楽しめるようになります。
子どもの成長速度はすごいですね。
お兄ちゃんお姉ちゃん向けのゲームしかなく下の子と一緒に遊べないという家庭は特にですが(我が家がまさにそうでしたw)、是非メモリーカードゲームを試してみてください。
コメント